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家電

シャープドラム式洗濯機(ES-X11A)を購入!購入の決め手や使用感、機能についてまとめました。

縦型洗濯機ユーザーだった私が、初めてドラム式洗濯機を使ってみた感想と、各種サイトの口コミ投稿などをまとめました。

洗濯機って種類が多くて選ぶのが大変ですよね。特にこれからドラム式洗濯機デビューする方はその使用感が気になるところ。洗濯機自体も高額となり、さらに乾燥機能を使うとなるとランニングコストも…

私は洗濯機+乾燥の生活を一度は経験してみたかったので、今回ドラム式洗濯機の導入を決めました。

購入したES-X11AはSHARPのドラム式洗濯機の中で最上位機種のため、便利な機能も満載です。

実際の口コミでも、

  • ・洗浄力が弱いと言われるドラム式だけど、さっぱりとした洗いあがり
  • ・自動お掃除機能搭載のため、乾燥フィルターなどの掃除が楽
  • ・節水、省エネなので水道代と電気代の節約になる

などの高評価が多くありました。

私もこのドラム式洗濯機にしてとても満足しています。ただ、正直、少し使いにくいところも有ります。縦型洗濯機+乾燥機とも比較検討したので、この記事が洗濯機を選ぶ際の参考になればと思います♪

ドラム式洗濯機にした理由

我が家は7年前に購入した縦型洗濯機(ビートウォッシュ)を使っていました。ある日洗濯終わりに排水ホース部分から少しの水漏れが…。洗濯槽の汚れも酷かった(何回洗濯槽クリーニングをしても)ので、修理を依頼するよりかは、新しい洗濯機への買い替えを検討しました。

毎日の洗濯の干す作業に徐々に不満が大きくなっていて、これを機に乾燥機能は必須という条件で、洗濯機探しを始め、候補となったのはドラム式洗濯機と縦型洗濯機+乾燥機(オール電化なので電気式)でした。

検討する際に重要視したのは以下の点

  • ・多様な衣類を乾かせる
  • ・電気代をなるべくかけたくない

その結果、低温で乾燥できるヒートポンプ式で、さらに省エネ性も優れているドラム式洗濯機の購入を決めました。(電気代の比較は後述します)

電気衣類乾燥機はヒーター式で、高温の熱を洗濯物にあてて乾かす方式です。ヒートポンプ式より衣類の縮みやダメージが大きいので、乾燥できる衣類もヒートポンプ式と比較すると限られてしまいます。

また、乾燥時間にもよりますが、消費電力もヒートポンプ式の倍近くかかってしまいます。

この2つの理由がドラム式洗濯機を購入した決め手となりました。

次は実際に使ってみて良かったところ、悪かったところをご紹介します。

良かったところ・悪かったところ

  • 良かったところ
  • ◎洗濯を干す時間が短縮
  • ◎室内干しをしなくなったことで部屋がスッキリ
  • ◎洗剤自動投入は思っていたより快適
  • 悪かったところ
  • ●洗濯・乾燥を上手にやるのには慣れが必要
  • ●ドラム式は大きいので多少の圧迫感がある。搬入経路には要注意!
  • ●値段が高い

圧倒的によかったところは、とにかく時短になる機能が満載なこと。今まで我が家は夜に洗濯を回していたので、お風呂→洗濯→子どもの寝かしつけ→室内干しの流れ。子どもの寝かし付けをしていると、そのまま寝落ちすることも多く、ハッと目が覚めたのは深夜1時。それから洗濯を干す…なんてことは日常茶飯事…。

ドラム式洗濯機に変えてからは、洗濯時間も短くなったこともあって、子どもの寝かし付け前に洗濯を終えて、室内干しをする必要のある衣類を洗濯機から取り出し、残りはそのまま乾燥。室内干しは5分もかからずに干し終わります。我が家は洗濯物が多いので、今まで室内干しには15分程度かかっていました。わずか10分の違いですが、毎日となると大きな時間の節約になります。何より寝落ちを気にしなくて良くなったのが嬉しい♪

ただ、いまいちだと思ったところもあります。乾燥時間をセンサーで湿度等を感知して決めてくれるのですが、最初の方は仕上がりがいまいちでした。でもこの洗濯機はアプリで仕上がりに対する満足度を回答することができるので、納得の仕上がりでない時は、「もっとしっかり乾燥させたい」にチェックを入れて回答していました。すると、こちらも乾燥させる量の感覚に慣れてきたのもあるかと思いますが、最近は比較的仕上がりがよくなってきたように思います。

それとサイズがとにかく大きいです。扉も大きいので、洗濯機を置くスペースによってはかなりの圧迫感があると思います。搬入経路もしっかりと確認しないと、いざ設置しようとした際に入らない事態となってしまうかもしれません。我が家も階段の手すりを外して対応しました。

そしてやはり縦型洗濯機に比べると値段が高い…。店頭表示価格は25万円程度。事前にネットで最安値を確認していたので、値引き交渉した結果、最初は20万円の提示でした。すぐに他の店舗に行き、見積もりを出してもらったところ、19万円。もう一度元の店舗に戻り、最終的に17万5千円で決着しました。これなら縦型+乾燥機とそれほど変わらない値段になったので、ドラム式デビュー戦として自分を納得させて購入に至りました。手間をかけるのが面倒でなければ複数店舗で見積もることをお勧めします。

ここまで、私の感想に付いて書いてきましたが、他の方の口コミはどうなのか見ていきましょう。

ES-X11Aの悪い口コミ

まずは悪い口コミから

  • 脱水時と乾燥時の音が気になる
    • 確かに脱水時は大きな音がしますが、我が家の場合、以前使用していた縦型洗濯機と大きな違いは無い程度なので、さほど気になりません。
    • 乾燥時はモーターのような機械音がしますが、気になる程の音ではありませんでした。扉一枚挟めば聞こえない程度です。
  • 靴下などの小さいサイズの洗濯物がドアパッキンにはさまる
    • 1度だけ5歳の娘の靴下が挟まることがありました。洗濯物の入れすぎが原因だったと思います。今は多くてもドラムの8割程度で洗濯を回すようにしているので、挟まることは無くなりました。
  • ジーンズ、Tシャツ類は乾燥までするとシワになる
    • これに関してはほかのドラム式を使用したことがないのでわかりません…。購入時に他社も調べましたが、乾燥を重視する方は日立が良さそうです。ただ電気代は高くなってしまいますので、何を優先するかで検討されると良いと思います。

ES-X11Aの良い口コミ

次に良い口コミをまとめてみます

  • 充実した機能で手間入らず
  •  ・洗剤自動投入で一手間省ける
  •  ・乾燥フィルターは1週間に一度の掃除で良い
  •  ・プラズマクラスターのおかげで静電気が少なくなった

その充実した機能に満足している口コミが多かったです。確かに洗剤自動投入や乾燥フィルターの自動掃除機能はメンテナンスの手間が省けて便利です。プラズマクラスターは乾燥時にも機能しますが、除菌・消臭モードが搭載されていて、水洗いのできない衣類をプラズマクラスターを使って綺麗にすることができます。冬場に使用したコートやダウンなどを試しに使用してみましたが、傷や縮むこともなく作業を完了していました。

  • 十分な洗浄力と乾燥能力
  •  ・他社と比べても問題のない洗浄力
  •  ・乾燥は浴室乾燥よりもよく乾く

洗浄力は、我が家はどろ汚れなどの落ちにくい汚れがないからか、縦型洗濯機と比較しても気になるところはありません。また、乾燥能力は、ヒーター式とヒートポンプ式のハイブリットなだけあってしっかりと乾かしてくれているという口コミが多くありました。洗濯乾燥80分コースも搭載されており、我が家も洗濯が少ない時はこの機能を使用して乾燥までさせてますが、問題なく乾いています。

  • 省エネ性能に満足
  •  ・電気代が他社より安い
  •  ・センサーが搭載されていて、乾燥したら早めに終了してくれる
  •  ・縦型と比較して節水能力に優れている

カタログスペックで他社と比較して、その電気代の安さに惹かれて購入した方が多かったです。確かに私が迷っていた東芝の洗濯機よりこちらの製品の1回の乾燥にかかる消費電力はおよそ半分。電気代が高騰している昨今の状況をふまえると、洗濯機選びの重要なポイントになりますね。湿度センサーも搭載していて、センサーで感知して乾燥を早めに終えてくれることもあるので、無駄な電気を使用せずに助かっています。さらに節水効果も期待できるので、7年間程度使用すれば、本体価格の差額はペイできるのかなと思っています。

気になる電気代は?

実測値

ES-X11Aの1回の乾燥にかかる電気代は600W(カタログ値)となっています。我が家はHEMSが設置されており、電気経路毎のリアルタイムの消費電力が分かりますが、乾燥時はだいたい420whが実測値でした。いつも3時間程度乾燥にかかっているので、一度の消費電力の総計は1,260wh(420wh×3時間)。

電気の料金単価の相場を27円/kwhだとして計算すると以下の通りです。

 27円 × 1.26 = 34.02円

1ヶ月でだいたい1,100円が乾燥にかかる費用となっています。

また、消費電力の総計値である1,260whは私が比較していた東芝の洗濯機のカタログ値と同等の電力となります。ただ、東芝もおそらくカタログ通りにはいかないであろうことを考慮すると、こちらの洗濯機を選んで良かったと思っています。

電気衣類乾燥機の電気代は?

電気衣類乾燥機で代表的なPanasonicと日立の消費電力はそれぞれ1,195wh、1,180wh(強運転時)となっています。こちらは1時間あたりの消費電力ですので、乾燥に短く見積もっても2時間はかかると考えると、ES-X11Aのおよそ2倍は電気代がかかることになります。

そうなると、1ヶ月約1,000円のランニングコストの差額となり、1年で12,000円ものコスト増になります。5年間ドラム式を問題なく使用できれば、機種にもよりますが縦型+電気衣類乾燥機との本体の差額分は埋まるだろうと思い、今回はドラム式洗濯機の購入を決めました。

まとめ

口コミや実際の使用感についてまとめてみました。購入前は他メーカーと比較して情報が少なく感じていたので不安でしたが、機能面と価格からこの機種を購入しました。結果、とてもバランスが良く、満足しています。メンテナンスを考慮すると、Panasonicも良いみたいです。洗濯機は長く付き合うことになりますし、毎日使用する家電なので、自分のライフスタイルや価格面、機能を総合的にみて判断するのが良いと思います。